慢性肝疾患の治療を、
生活に合わせて続ける。

自己免疫性肝炎(AIH)、原発性胆汁性胆管炎(PBC)、B型慢性肝炎など、すでに診断を受けて治療を続けている方を中心に、定期診察の一部をオンラインで行います。必要な採血や画像検査は地域の医療機関と分担し、治療と検査を継続できる診療体制を整えます。

診療内容・受診時の注意事項をご確認のうえお申し込みください。

AREA日本全国に対応
HOURS月・木 18:30~20:00
TARGET診断済み慢性肝疾患の方
CARE保険診療

このような方に

現在の病状、治療内容、検査結果、地域で必要な検査を受けられる体制を確認し、オンライン診療を組み合わせられるか判断します。

01

定期通院が負担

病状は安定しているものの、仕事、学業、育児、移動距離などにより定期受診の継続が負担になっている方。

02

内服治療を継続中

AIH、PBC、B型慢性肝炎などで内服治療を続けており、検査結果を確認しながら継続診療を受けたい方。

03

現在の主治医や検査先を継続したい

採血や画像検査、専門的な対面診療は現在の医療機関で受け、定期診察の一部をオンラインで補完したい方。

04

転居後の診療体制を整えたい

転居、進学、就職などをきっかけに、治療を続けながら新しい地域で検査や対面診療の体制を整えたい方。

主に対応する慢性肝疾患

すでに診断を受け、治療を継続している方のフォローを中心に行います。病名が同じでも、病勢や治療内容によってオンライン診療に適するかは異なります。

01

自己免疫性肝炎(AIH)

ステロイドや免疫調節薬などで治療を続け、病状と検査結果が安定している方。維持療法や安定したステロイド減量期ではオンライン診療を組み合わせられることがあります。ステロイドを新たに開始した直後、再燃時、肝機能が大きく悪化している場合、大きな治療変更が必要な場合は対面診療を中心にします。

02

原発性胆汁性胆管炎(PBC)

ウルソデオキシコール酸(UDCA)などの内服治療を続けている方。症状、肝機能、服薬状況を確認しながら診療します。病状の進行や合併症を評価するため、必要な採血や画像検査は対面医療機関で受けていただきます。

03

B型慢性肝炎

抗ウイルス薬(核酸アナログ製剤)を継続している方を主な対象とします。肝機能、HBV-DNAなどのウイルス量、腎機能、画像検査を確認しながら診療します。抗ウイルス薬の開始・変更・中止は、必要な検査情報を確認して個別に判断します。

脂肪肝(MASLD・MASH)については、生活習慣病・脂肪肝の診療ページをご確認ください。その他の慢性肝疾患は、病状や治療内容に応じて個別に判断します。

まだ慢性肝疾患の診断を受けていない方へ

当院の慢性肝疾患診療は、すでに診断を受けている方の継続診療を中心としています。健診などで肝機能異常を指摘されても原因が分かっていない場合は、血液検査や画像検査、必要に応じて肝生検などによる評価が必要です。当院内ではこれらの検査を行っていないため、診断のための検査が必要な場合は対面医療機関をご案内します。

地域の医療機関と役割を分けて診療します

慢性肝疾患では、症状や服薬状況だけでなく、採血や腹部超音波、CT・MRIなどによる定期的な評価が必要です。当院で診療全体を確認しながら、検査や対面診療を地域の医療機関と分担します。

MODEL A

現在の主治医・医療機関を継続する場合

現在の医療機関

  • 採血・腹部超音波
  • CT・MRIなどの画像検査
  • 必要な専門検査・対面診療
  • 急な病状悪化への対応

当院

  • 症状・生活状況の確認
  • 検査結果の確認と説明
  • 服薬状況・副作用の確認
  • 定期診察の一部を補完

処方や検査の担当が重複しないよう役割を整理します。必要に応じて、現在の主治医との情報共有をお願いします。

MODEL B

地域で新たに検査体制を整える場合

当院

  • 必要な検査時期・内容の検討
  • 検査依頼書・紹介状の作成
  • 検査結果の確認
  • 治療継続の可否判断

地域の医療機関

  • 採血・腹部超音波
  • 必要な画像検査
  • 専門的な検査・処置
  • 症状悪化時の対面診療

地域の医療機関で対応できる検査と、病院などで行う専門的な検査・治療を、病状に応じて使い分けます。医療機関によって対応できる検査は異なります。

必要な検査と受診先を整理します

必要な検査の種類や時期は、疾患、治療内容、これまでの経過、肝硬変や肝がんのリスクなどを踏まえて判断します。すべての方に同じ間隔・同じ検査を行うわけではありません。

  1. 01
    検査の時期と内容を確認

    採血、腹部超音波、CT・MRIなど、現在の病状に必要な検査を検討します。

  2. 02
    検査依頼書・紹介状を作成

    地域の医療機関で検査を受ける必要がある場合は、状況に応じて検査依頼書や紹介状を作成します。

  3. 03
    専門的な検査・治療は病院へ

    より専門的な画像検査、線維化評価、肝生検、処置や治療が必要な場合は、対応できる医療機関をご案内します。

代償性肝硬変について

症状や合併症のない安定した代償性肝硬変では、地域で定期的な採血や画像検査を受けられる場合に、オンライン診療を組み合わせられることがあります。一方、腹水やむくみ、黄疸の悪化、消化管出血、意識状態の変化など、非代償化が疑われる場合は対面診療を優先します。

診断済みの方は、紹介状がなくても相談できます

紹介状は必須ではありません。ただし、診断根拠やこれまでの治療経過、最近の検査結果が分かる資料があると、オンライン診療を安全に組み合わせられるか判断しやすくなります。

  1. 01
    診断と治療の経過

    診断時期、これまでの治療内容、入院歴や病状悪化の経過

  2. 02
    現在のお薬

    お薬手帳など、現在と過去の治療内容が分かるもの

  3. 03
    最近の血液検査

    肝機能、血球、凝固、腎機能、HBV-DNAなど疾患に応じた検査結果

  4. 04
    画像検査の結果

    腹部超音波、CT、MRIなどの結果や報告書

  5. 05
    病理結果がある場合

    肝生検などを受けている方は、病理診断の結果をご用意ください。

オンライン診療で行うこと・対面診療が必要なこと

慢性肝疾患では、検査結果を継続して確認することが重要です。当院内には採血や画像検査の設備がありません。

ONLINE

当院で行うこと

  • 症状・生活状況の確認
  • 検査結果の確認と説明
  • 服薬状況・副作用の確認
  • 必要な検査時期・受診先の検討
IN PERSON

対面医療機関で行うこと

  • 血液検査
  • 腹部超音波・CT・MRI
  • 肝生検などの専門検査
  • 急な悪化や入院が必要な診療

症状が悪化したときは、対面受診を優先してください

黄疸が急に強くなる、腹水やむくみが増える、吐血・黒い便がある、意識がぼんやりする、食事や水分がとれない、全身状態が大きく悪化している場合は、オンライン予約を待たずに対面医療機関へご相談ください。大量の出血や意識状態の異常など緊急性が高い場合は、119番への連絡をご検討ください。

診療にあたって
大切にしていること

慢性肝疾患は、同じ病名でも炎症の程度、線維化、これまでの治療、合併症によって必要な診療が異なります。当院では画面上の症状だけで判断せず、これまでの診療情報や検査結果を確認し、オンライン診療で対応できる範囲を超える場合は対面受診をご案内します。

治療薬の開始・変更・中止は、必要な検査情報と安全性を確認したうえで医師が判断します。ご希望だけで特定の治療を行うことはできません。

受診費用について

オンライン診療を実施した場合、保険診療の自己負担額とは別に、以下の費用が必要です。

情報通信機器の運用に要する費用
880(税込)/1回

薬局でのお薬代や、薬局からご自宅への配送費用は別途必要になる場合があります。

診療をご希望の方へ

診断名、現在の治療内容、最近の血液検査や画像検査の結果をご準備のうえ、予約方法と受診前の注意事項をご確認ください。

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